※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

藤原宮跡(ふじわらきゅうせき)

概要

藤原京は、街区を持つ日本初の本格的都城。
天武天皇が計画し、皇后の持統天皇が完成させ、694年に遷都。持統・文武・元明の3代の天皇16年間にわたって都となった。宮を中央に置く姿は、中国の書物「周礼」に見られる理想の都をモデルにしたとされ、最近の研究では、平城京をしのぐ規模だったことが分かっている。
今日の藤原宮跡内には大極殿(だいごくでん)の土壇が残っているほか、市民協働による花園植栽事業が展開されている。
また、藤原宮跡の西側、JAならけん橿原東部経済センター2階にある「藤原京資料室」では、藤原京の築造・遷都などを学ぶことができる。

参考

所在地:奈良県橿原市高殿町

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