※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

平等寺(びょうどうじ)

概要

桜井市三輪の山の辺の道沿いにある曹洞宗の寺院。
かつては大神神社の神宮寺で、三輪別所ともいわれていた。
寺伝では、聖徳太子が三輪明神に永遠の平和を祈願して、十一面観音を刻んで寺を建立し、大三輪寺と称したことに始まるとある。
史料上では、鎌倉時代初期に慶円を迎え、平等寺と改称。本堂、護摩堂、御影堂などの大伽藍(がらん)が再建された。
室町・江戸時代には、醍醐寺三宝院、南部興福寺とも深く関係し、80石の朱印地を持つ修験道の霊地でもあった。
明治の廃仏毀釈(きしゃく)で廃寺になったが、曹洞宗の寺院として再興され、昭和52年(1977)、平等寺の寺号も復興された。

参考

所在地:奈良県桜井市三輪38
拝観時間:境内拝観自由
本堂拝観は、8時00分~17時00分(要予約)

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