天正3年(1575)、長篠の戦いで戦死した甲斐武田家の家臣・馬場美濃守信房(氏勝または信春ともいう)を供養するために建てられたと伝わる塚。 田んぼのなかに小さな五輪塔がぽつんと立っており、地輪の4面に銘文が刻まれている。 信房の縁者は武田家とともに滅んだとされているが、信房のおい・信久が長篠の戦いののち、この地に隠れ住んだのではないかといわれている。
所在地:奈良県生駒郡安堵町窪田
馬場塚 2011年1月21日撮影 生駒郡安堵町