※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

白鳥陵(日本武尊琴弾原白鳥陵)(はくちょうりょう/やまとたけるのみことことひきのはらしらとりりょう)

概要

記紀伝承上の皇室の英雄・日本武尊は、蝦夷(えみし)征討の帰路、能褒野(のぼの/三重県亀山市)で没し、その地に葬られたが、白鳥となって大和へ向かい、いったん琴弾原(御所市冨田)に舞い降りたあと、旧市邑(ふるいちむら/大阪府羽曳野市)に降り立ち、その後、天に昇ったとされる。
それぞれの地にゆかりの御陵があり、白鳥三陵と呼ばれている。 この伝説を縁に、御所(ごせ)、亀山、羽曳野の3市は、平成10年から交流事業を展開している。
宮内庁によると、能褒野墓が日本武尊の墓で、御所市と羽曳野市の白鳥陵はそれの付属物という位置付け。また、宮内庁が付けている名称は「白鳥陵」だが、地元では「日本武尊琴弾原白鳥陵」が一般的となっている。

参考

所在地:奈良県御所市冨田
参拝自由

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