祭神は神倭伊波礼毘古(かむやまといはれひこ)と彦八井命(ひこやいのみこと)。
五穀豊穣(ごこくほうじょう)を願う人々の信仰を集めてきた。
5月5日に行われる汁掛祭(しるかけまつり)と蛇綱引きで知られる。
汁掛祭は、その昔、修行に励む役行者(えんのぎょうじゃ)を慕う娘が思いを遂げられず大蛇に化け、驚いた村人が弁当のみそ汁を掛けたという伝説にちなむ。邪気払いを祈る行事として伝わり、みそ汁を参詣者に振り掛ける作法のあと、わらで作った大蛇を引いて地区を練り歩く。
境内にはゆかりの蛇塚がある。
所在地:奈良県御所市蛇穴
拝観時間:境内拝観自由