水にまつわる一切をつかさどる罔象女神(みずはのめのかみ)を祭る。
水の神・雨師の神として、天武天皇4年(675)に初めて社殿が造営され、日本最古の水の祖神として信仰を集めてきた。
雨ごいの際には黒馬、雨がやむように祈るときは白馬を献納した。
毎年10月の第2日曜には、付近の八つの集落の太鼓台が集まり、境内で競い合う勇壮な小川祭り、別名喧嘩(けんか)祭りが行われる。
瑞垣内の石灯籠は鎌倉時代のもので重要文化財。
本殿の背後の山林にはツルマンリョウが群生し、国の天然記念物に指定されている。
所在地:奈良県吉野郡東吉野村小968
拝観時間:境内拝観自由