真言宗御室派の寺院で、山号は医王山。奈良市の中心部から柳生の里へと通じる柳生街道沿いに位置する。創建年代など詳細は分かっていない。 本堂は鎌倉時代の寄せ棟造りで、重要文化財。 本堂には、本尊の薬師如来坐像(平安時代初期)、釈迦如来坐像(平安時代後期)、阿弥陀如来坐像(平安時代後期)が安置されており、いずれも重要文化財に指定されている。
所在地:奈良県奈良市阪原町1005 ※拝観希望者は、拝観予定日の10日前までに申し込むこと
南明寺 本堂(重要文化財) 2010年10月27日撮影 奈良市