※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

奈良の鹿(ならのしか)

概要

奈良公園に生息する鹿は、国の天然記念物に指定されている野生動物である。
春日大社の社伝によると、春日大社創建の際、茨城県の鹿島神宮の祭神・武甕槌命(たけみかづちのみこと)が白鹿に乗ってやって来たと伝えられる。ゆえに、奈良の鹿は春日大社の神使(しんし)とされ、古来、手厚く愛護されてきた。現在では、約1,000頭が生息しているという。
鹿の主食は、公園の芝(夏季)やスズメノカタビラ(冬季)などで、その食欲は旺盛である。このため、奈良公園では草刈りをする必要がない。ちなみに、奈良公園周辺で売られている鹿せんべいは、米ぬかでできており、砂糖や香辛料などは一切入っていない。

参考

所在地:奈良県奈良市

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