長尾神社(葛城市)で毎年3月4日に行われる祭り。午前中に総代・役員らが参列して祈年祭が行われる。
16時ごろからおんだ祭りの祭事を行った後、境内広場内の四方忌竹で囲んだ神田で、厄年を中心とした氏子により農耕神事が演じられる。
まず、田男が鋤(すき)で畦(あぜ)切り、鍬(くわ)で畦づくりの所作を行った後、牛男2人が胴衣の付いた木彫りの牛面をかぶって牛に扮(ふん)し、唐鋤、馬鍬で田を整える。牛は大暴れするが、牛の暴れ方が大きいほど豊作になるという。
続いて小学生が扮する早乙女によって松葉の苗で田植えが演じられ、神事終了後、餅の御供まきが行われる。
所在地:奈良県葛城市長尾471
開催日時:毎年3月4日 16時ごろ~