※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

等彌神社(とみじんじゃ)

概要

JR桜井駅の南東約1キロ、鳥見山の西麓に鎮座する古社。別名、能登三社の宮ともいわれている。
下ツ尾社(下ノ宮)と上ツ尾社(上ノ宮)があり、本社は上ツ尾社で、大日孁貴命(おおひるめむちのみこと)を祭る。
神武天皇が橿原宮に即位後、鳥見山に設けた霊畤(まつりのにわ)は、大和平定と建国の大孝を皇祖天つ神々にのべる大嘗会(だいじょうえ)の初舞台となったと伝えられ、これが祭りの原点とも言い伝えられている。
創建年代は明らかではないが、社記によると、もとは鳥見山中にあり、天永3年(1112)5月の大雨で山が崩れたため、現在の社へ鎮座したとされる。

参考

所在地:奈良県桜井市桜井1176
拝観時間:境内拝観自由

※コンテンツの著作権は、原則として奈良県に属します。当サイト上の文章・写真等の無断使用・転載、二次利用を禁止します。
Copyright (C) Nara Prefecture All Rights Reserved.