※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

十津川村(とつかわむら)

概要

和歌山県と三重県に接する奈良県の最南端に位置し、森林と水資源に恵まれた村。
奈良県の約5分の1の広さを占め、村としては日本一の広さを持つ。
村の中央には十津川本流が深い渓谷をなして流れ、四方を緑濃い山並みに囲まれている。
村一番の観光名所である「谷瀬の吊り橋」は、長さ297メートル、高さ54メートル。昭和29年に架けられた上野地から対岸の谷瀬への生活用の吊り橋で、日本有数の長さを誇る。
また、平谷の西川と出谷川の合流点近くにある「野猿(やえん)」は、両岸から川の上に張ったロープに屋形を取り付けた昔の交通手段で、この屋形に乗り、自分で引き綱をたぐり寄せながら対岸に渡っていくもの。現在は観光用としてのみ用いられ、自由に乗ることができる。
このほか、2004年には「紀伊山地の霊場と参詣道」が、ユネスコより世界遺産に登録された。

参考

所在地:奈良県吉野郡十津川村

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