盂蘭盆(うらぼん)の最終日である8月15日の夜、大仏さまにたくさんの灯籠(とうろう)をお供えし、諸霊の供養を祈る行事。
お盆に帰省できない人々にも、ご先祖の供養をしていただけるようにという趣旨で、昭和60年(1985)から始められた。普段は通れない中門から中に入ることができ、石畳の参道、基壇上や回廊に、明かりがともった約2,500基の灯籠が整然と並べられる。
灯籠1基の中に4つのろうそくが入れられるので、灯明の数は約1万になる。また、年に2回だけ開かれるという大仏殿正面の観相窓から、特別に大仏さまのお顔を拝むことができる。
所在地:奈良県奈良市雑司町406-1
開催日時:毎年8月15日 19時00分~22時00分