※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

東大寺 法華堂(三月堂)(とうだいじ ほっけどう/さんがつどう)

概要

国宝の不空羂索観音(ふくうけんじゃくかんのん)立像を祭る。
旧暦3月に法華会が行われていたことから、法華堂または三月堂と呼ばれるようになった。
東大寺が建立される以前にこの地にあった金鐘寺(きんしょうじ)の遺構と伝えられる。
建物の北側の正堂は天平時代、南側の礼堂は鎌倉時代の建立。
平成22年(2010)から須弥壇・諸尊像を修復中で、本尊不空羂索観音を拝観できるのは、平成24年(2012)12月以降。現在(2011年4月時点)は、7体の尊像を拝観できる。
毎年12月16日には、鮮やかな色彩を残す国宝の執金剛神立像(しゅこんごうじんりゅうぞう)が特別公開されるが、修復作業の関係上、今後2年間の公開は未定である。

参考

所在地:奈良県奈良市雑司町406-1
拝観時間:
7時30分~17時30分(4~9月)、7時30分~17時00分(10月)、
8時00分~16時30分(11~2月)、8時00分~17時00分(3月)

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