※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

東大寺 南大門(とうだいじ なんだいもん)

概要

南大門は平安時代に大風で倒壊し、現在の門は、鎌倉時代に東大寺を復興した重源上人(ちょうげんしょうにん)が再建したものである。
入り母屋造り、五間三戸二重門で、下層には天井がなく、腰屋根構造となっている。わが国最大の門であり、国宝にも指定されている。
門内に安置された二体の木造金剛力士立像(ともに国宝)は、向かって左に阿形(あぎょう)、右に吽形(うんぎょう)が配置され、一般的な仁王像の安置形式とは左右逆である。
いずれも、南大門の再建と同時期の建仁3年(1203)に造立された。

参考

所在地:奈良県奈良市雑司町406-1
往来自由

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