大仏さまのほこりを払い、身を清める恒例行事。以前は東大寺の住職の任期中に一度行われる程度だったが、昭和39年から毎年8月7日に実施されるようになった。
当日は、120人ほどの僧侶や関係者が早朝から二月堂の湯屋で身を清め、白装束にわら草履姿で大仏殿に集合。午前7時から大仏像から魂を抜く作法が行われた後、全員でお経を唱え、年に一度の大仏さまの「お身拭い」を始める。午前9時30分ごろには終了し、続いて、大仏殿の消防設備の放水試験などが行われる。
所在地:奈良県奈良市雑司町406-1
開催日時:8月7日7時00分~9時30分ごろ(大仏殿開門は7時30分~)