鐘は奈良時代、天平勝宝4年(752)の鋳造とされ、規模は高さ3.86メートル、口径2.71メートル、重さ26.3トンに及ぶ。「大鐘(おおがね)」または「奈良太郎」と呼ばれ、親しまれている。鐘楼は鎌倉時代に再建されたもの。 室町時代の僧・季瓊真蘂(きけいしんずい)の日記「蔭涼軒目録」で、南都八景の一つに数えられた。 国宝に指定されている。
所在地:奈良県奈良市雑司町406-1 見学自由
東大寺 鐘楼(国宝) 2010年10月7日撮影 奈良市