治承4年(1180)の南都焼き打ちで伽藍(がらん)の大半が焼失した東大寺の再建に尽くした俊乗房重源の遺徳をたたえるため、元禄年間(1688~1703)に同寺の公慶が建立した。
重源上人坐像(国宝)が安置されている。ほかに、快慶作の阿弥陀如来立像、愛染明王像も安置されている。いずれも重要文化財。毎年7月5日に、俊乗忌が営まれる。
所在地:奈良県奈良市雑司町406-1
拝観時間:通常非公開
公開日時: 7月5日(俊乗忌)の11時ごろ~16時ごろ、12月16日(良弁忌)の9時ごろ~16時ごろ