※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

東大寺 修二会(お水取り)(とうだいじ しゅにえ/おみずとり)

概要

大仏開眼供養が行われた天平勝宝4年(752)以来、一度も途絶えることなく続く「不退の行法」で、正式には「十一面悔過(けか)法要」という。
毎年3月1日から14日まで、11人の練行衆と呼ばれる僧侶が二月堂にこもり、人々に代わって本尊・十一面観音に懺悔(さんげ)し、天下泰平・風雨順時・五穀成熟・万民豊楽を願って、厳しい行に専念する。
この法会が別名「おたいまつ」とも呼ばれるのは、夜の勤行に向かう練行衆の足元を照らすたいまつが、二月堂の欄干で火の粉を散らす場面が印象的なため。「お水取り」と呼ばれることがあるのは、12日深夜(13日の未明)に、二月堂下の若狭井でお香水をくむことによる。

参考

所在地:奈良県奈良市雑司町406-1 東大寺二月堂
開催日時:毎年3月1~14日
※おたいまつが上がるのは、3月1~11日・13日は19時00分から約25分間。3月12日は19時30分から約45分間(拝観の規制があるので要注意)。3月14日は18時30分から約10分間。

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