古来、行われていた6月のみそかの「夏越しの祓(なごしのはらえ)」や「水無月祓(みなつきはらえ)」にあたる法要で、今日では毎年7月28日に大仏殿で行われている。
茅草で作った直径約2メートルの茅の輪を東大寺の僧侶がくぐり、厄よけの法要が行われる。その後、大仏殿内に設置された茅の輪をくぐって参拝することができる。この日に茅の輪をくぐると、その夏の疫病にかからないといわれており、多くの信者や参拝者が疫病退散と家内安全を祈願するために訪れる。
所在地:奈良県奈良市雑司町406-1
開催日時:毎年7月28日 8時00分~