東大寺 開山堂（とうだいじ かいさんどう）

概要

良弁（ろうべん）堂とも呼ばれ、東大寺を開山した僧・良弁の像（木造良弁僧正坐像、国宝）を祭る。
良弁が亡くなってから246年後、寛仁3年（1019）に行われた御忌法要のときに建立された。
その後、正治2年（1200）に重源（ちょうげん）による東大寺復興の際に改築、建長2年（1250）に現在の場所に移築され、外陣を増築した。
内陣は、重源の大仏様（だいぶつよう）建築の貴重な例。良弁の命日である12月16日に良弁像が秘仏開扉される。

参考

所在地：奈良県奈良市雑司町406-1
拝観時間：毎年12月16日のみ公開（法要後10時ごろ～16時）

東大寺 開山堂
2010年10月7日撮影
奈良市