天正13年(1585)、豊臣秀吉の弟で郡山城主の秀長が創建したと伝わる。本堂には、本尊の木造阿弥陀如来および両脇侍立像が安置されており、ともに重要文化財。三尊とも鎌倉時代中期ごろの作と推定され、快慶作と伝わっている。 門を入って左手にある小堂には、光明皇后ゆかりの石仏「垢かき湯船地蔵尊」が祭られている。 門前の洞泉寺町はかつての花街で、3階建ての旧遊郭や大和格子の古い町並みが残る。
所在地:奈良県大和郡山市洞泉寺町15 拝観時間:事前に予約が必要
洞泉寺 本堂 2010年10月13日撮影 大和郡山市