※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

唐招提寺(とうしょうだいじ)

概要

南都六宗の一つである律宗の総本山で、本尊は廬舎那仏(るしゃなぶつ)。
唐の高僧・鑑真が聖武天皇に招かれ、苦難の末に来日を果たしたのち、天平宝字3年(759)、新田部親王(にたべしんのう)の旧宅跡を朝廷から譲り受け、寺としたことに始まる。
鑑真和上の私寺であり、戒律を学ぶ人たちの修行道場であった当初は、講堂(国宝)や新田部親王の旧宅を改造した経蔵(国宝)、宝蔵(国宝)などがあるだけだったという。
鑑真和上の弟子たちの尽力によって、金堂(国宝)、鼓楼(国宝)、東室(ひがしむろ、重要文化財/南側の礼堂と北側の僧坊に分かれる)、御影堂(重要文化財)などをはじめとする伽藍が次第に整えられていった。
また、国宝、重要文化財を含む多数の寺宝が、新宝蔵に収蔵されている。

参考

所在地:奈良県奈良市五条町13-46
拝観時間:8時30分~17時00分(受け付けは16時30分まで)

※コンテンツの著作権は、原則として奈良県に属します。当サイト上の文章・写真等の無断使用・転載、二次利用を禁止します。
Copyright (C) Nara Prefecture All Rights Reserved.