※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

天満神社(大和高田市)(てんまじんじゃ/やまとたかだし)

概要

祭神は菅原道真。
創建にかかわる記録の一つとして、「永禄7年(1564)越智家高(おちいえたか)」と記した棟札が残っている。越智氏は戦国時代の南大和の武将。
本殿と境内の摂社・八幡神社本殿はいずれも近世初期のもので、奈良県指定文化財になっている。
境内の黄金塚と呼ばれる多宝塔2基(平安後期、凝灰岩製、大和高田市指定文化財)には、万葉集の代表的歌人・柿本人麻呂と妻・依羅娘女(よさみのおとめ)の墓などとする伝承もある。
神社の南側に神宮寺だった安楽寺跡があり、文明3年(1471)に越智家繁栄を祈願して建てた法華経読誦(とくしょう)記念碑が立つ。

参考

所在地:奈良県大和高田市根成柿614
拝観時間:境内拝観自由

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