※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

津島神社(つしまじんじゃ)

概要

田原本町旧町域の南側に鎮座し、神仏分離以前は祇園社と称した。今日でも夏に盛大な祇園祭が催され、地元では「祇園さん」の愛称で親しまれている。
創建は12世紀以前にさかのぼる。現在の祭神は、素戔鳴命(すさのおのみこと)、櫛名田姫命(くしなだひめのみこと)、誉田別命(ほんだわけのみこと)、天児屋根命(あめのこやねのみこと)などだが、本来は牛頭天王(ごずてんのう)を祭神とする田原本村の産土神(うぶすながみ)だったと考えられている。
江戸時代に、領主・平野家の尊崇を集め、平野氏の本貫地である尾張国の津島社も牛頭天王を祭神としたため、明治2年(1869)、社名を津島神社と改めた。
明治20年(1887)、檜皮葺き(ひわだぶき)の本殿ほか2棟が再建された。また、平成20年(2008)8月には、拝殿、戎社(えびすしゃ)、社務所が建て替えられている。

参考

所在地:奈良県磯城郡田原本町549
拝観時間:境内拝観自由

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