※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

長福寺(ちょうふくじ)

概要

真言律宗の寺院で、山号は金龍山。寺伝によると、聖徳太子が創建、奈良時代に聖武天皇が伽藍(がらん)を増築したとされる。本尊は阿弥陀如来坐像。
本堂は、桁行5間、梁間3間、鎌倉時代に再建された入り母屋造り・本瓦ぶきの建物で、重要文化財に指定されている。
内部の柱、壁面に極彩色で仏画が描かれているが、剥落が進んでいる。
本堂は、平成24年度(2012)から修復工事が行われる予定。
所蔵品には、鎌倉時代の代表的な金工作品である金銅能作生塔(こんどうのうさしょうとう、国宝、東京国立博物館寄託)や、木造黒漆塗彩絵厨子(もくぞうくろうるしぬりさいえのずし、県指定文化財)などがある。

参考

所在地:奈良県生駒市俵口町841
拝観時間:境内拝観自由、堂内は要予約

※コンテンツの著作権は、原則として奈良県に属します。当サイト上の文章・写真等の無断使用・転載、二次利用を禁止します。
Copyright (C) Nara Prefecture All Rights Reserved.