用明天皇2年(587)、聖徳太子によって建立された信貴山真言宗総本山の寺院。
本尊は毘沙門天で、福徳開運の神として信仰を集める。
標高437メートルの信貴山の中腹に位置し、境内に巨大な張り子の虎があることでも知られる。
本堂は、朱塗りの欄干を持つ舞台造りの建物で、昭和33年(1958)の再建。
霊宝館には、日本四大絵巻の一つに数えられる「信貴山縁起絵巻」(国宝)や金銅鉢(重要文化財)などの寺宝が収められている。
また、大和七福神《安倍文殊院、おふさ観音(観音寺)、久米寺、子嶋寺、談山神社、朝護孫子寺、當麻寺中之坊》の一つにも数えられる。
所在地:奈良県生駒郡平群町信貴山
拝観時間:境内拝観自由