高野山真言宗の寺で、山号は釜口山(かまのくちさん)。通称、釜口大師とよばれる。
本尊は阿弥陀三尊(重要文化財)。
天長元年(824)、淳和(じゅんな)天皇の勅願により弘法大師が創建したと伝わり、当初は大和神社の神宮寺であったという。
平安時代からある日本最古の鐘楼門などの建造物4棟と、仏像5体が重要文化財に指定されている。
秋には、安土桃山時代に狩野
山楽が描いた縦約3メートル、横約11メートルの「極楽地獄図」が開帳される。
また、ツツジ、カキツバタ、モミジなどの名所としても有名。
関西花の寺二十五霊場第19番霊場。大和十三仏霊場第4番霊場。
所在地:奈良県天理市柳本町508
拝観時間:9時00分~17時00分