※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

陀々堂の鬼はしり(だだどうのおにはしり)

概要

修正会の最終日である1月14日に、念仏寺の本堂・陀々堂で催される500年の伝統を誇る火の祭典。
平成7年(1995)に、重要無形民俗文化財に指定された。 僧侶たちの読経のなか、まず、火天役(かってやく)が火祭りの安全を願ってたいまつを水の字に振る「火伏の行(ひぶせのぎょう)」が行われる。 その後、陀々堂の本尊・阿弥陀如来の使者である鬼たちが登場。
ほら貝、太鼓、棒打の音とともに、父鬼・母鬼・子鬼が、重さ60キロのたいまつを振りかざしながら堂内を豪快に走り回り、五穀豊穣(ごこくほうじょう)、厄よけ、新しい年の幸福を祈願する。
16時から行われる昼の鬼はしりは無点火で行われ、福餅まきなども行われる。

参考

開催場所:奈良県五條市大津町177 念仏寺
開催日時:
毎年1月14日修正会結願
13時00分~ 大般若心経転読
16時00分~ 昼の鬼はしり(たいまつ無点火)
16時15分~ 子ども鬼はしり
16時30分~ 福餅まき
19時00分~ 息災護摩供(堂内)
19時30分~ 柴灯護摩供(境内)
21時00分~ 鬼はしり(たいまつ点火)

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