※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

大福寺(だいふくじ)

概要

北葛城郡広陵町に位置し、山号を満嶋山と号する高野山真言宗の寺院。本尊は薬師如来。 聖徳太子が建立した広瀬寺の後身と伝わり、かつては東大福寺、西大福寺が存在した。
天河神社(天河大弁財天社)から勧請した弁財天信仰と、中世大和の有力国人、箸尾氏の帰依によって、鎌倉時代~戦国時代にかけて隆盛を誇ったという。 その後、西寺だけが残り、今の大福寺となった。
寺宝の板絵両界曼荼羅のほか、南都宿院仏師作の十一面観音立像、難陀龍王像、雨宝童子像などがあり、境内には、弘法大師を祭る大師堂、天神社、満嶋弁財天社、鎌倉時代後期の層塔がある。

参考

所在地:奈良県北葛城郡広陵町的場
拝観時間:9時00分~16時00分

※コンテンツの著作権は、原則として奈良県に属します。当サイト上の文章・写真等の無断使用・転載、二次利用を禁止します。
Copyright (C) Nara Prefecture All Rights Reserved.