※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

大澤寺(だいたくじ)

概要

高野山真言宗の寺。
後世に修験道の開祖と仰がれるようになった役小角(えんのおづぬ、役行者/7~8世紀)が開いたと伝えられる。
本尊として薬師如来立像(平安時代、奈良県指定文化財)を祭り、地元では「瀬の堂の薬師さん」の名で信仰を集めている。
ほかに、増長天立像と持国天立像(ともに平安時代)、応永9年(1402)の刻銘がある宝篋院塔(ほうきょういんとう)が五條市指定文化財。
境内には、弘法大師(空海)の手植えと伝わる「知恵の柳」や、目を洗うと眼病に効くと伝わる「眼(め)洗い池」がある。
秋は朱塗りの太鼓橋が架かる「青竜の池」を核にした庭園の紅葉が美しい。 また、5月5日には花会式が行われる。

参考

所在地:奈良県五條市大沢町581
拝観時間:境内拝観自由

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