※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

大願寺(だいがんじ)

概要

真言宗御室派の寺院。
創建は推古天皇(在位592~628年)の時代で、聖徳太子が蘇我馬子に命じて建立したと伝えられる。
本尊の十一面観世音菩薩像は、弘法大師または徳道上人の作で、長谷寺(桜井市)建立の大願を誓い、その満願の夜、霊告を得て像を彫刻し納められたものと伝えられている。
長谷寺が無事に建立できたことから、「薩捶山(さったさん)成就院大願寺」と号せられた。
境内には、宇陀松山城主の織田信武が、元禄6年(1693)に建立した毘沙門堂や、文化元年(1804)に寄進された県内では数少ない仏足石などがある。

参考

所在地:奈良県宇陀市大宇陀拾生736
拝観時間:境内拝観自由

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