※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

談山神社 けまり祭(たんざんじんじゃ けまりさい)

概要

談山神社の祭神である藤原鎌足が、飛鳥法興寺の蹴鞠会(けまりえ)で初めて中大兄皇子とまみえ、「大化改新」の発端となったという故事にちなんで催されるみやびな祭り。
毎年4月29日(昭和の日)と11月3日(文化の日)に、古式ゆかしい鞠装束に身を包み、境内の蹴鞠の庭で行われる。 勝敗はなく、相手が蹴りやすいよう鞠を蹴り渡して楽しむ遊戯である。
蹴鞠は、約1400年前に中国から伝わったとされ、歴代天皇をはじめ宮中の高官・将軍・大名が楽しみ、室町~江戸時代には庶民に至るまで広く行われていた。明治維新頃にはいったん途絶えたが、明治38年(1905)、明治天皇の命により蹴鞠保存会が創立され、現在に至る。

参考

所在地:奈良県桜井市多武峰319
開催日時:
春のけまり祭 4月29日11時00分~
秋のけまり祭 11月3日11時00分~

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