※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

談山神社(たんざんじんじゃ)

概要

藤原鎌足を祭る神社。鎌足の没後、天武天皇7年(678)に長男・定慧と次男・不比等が鎌足の追福のため、この地に十三重塔を建立したことに始まる。
現存の十三重塔は享禄5年(1532)の再建。木造十三重塔としては世界唯一のもので、重要文化財に指定されている。
社名は、神社のすぐ後ろにある談い山(かたらいやま)に由来する。 談い山は、鎌足が中大兄皇子(なかのおおえのおうじ/後の天智天皇)と日本の将来について語り合い、蘇我蝦夷(そがのえみし)・入鹿(いるか)親子を滅ぼす策略を巡らせた場所といわれており、その頂上には大化の改新の談合の碑が建つ。
境内には、三間社春日造りの本殿や朱塗りの華やかな社殿が立ち並び、桜と紅葉の名所としても知られる。
また、中大兄皇子と鎌足が出会い、大化の改新のきっかけとなった飛鳥法興寺の蹴鞠会(けまりえ)の故事にちなみ、春と秋には蹴鞠祭(けまりさい)が行われる。

参考

所在地:奈良県桜井市多武峰319
拝観時間:8時30分~16時30分
※紅葉の見頃(11月中旬)は17時00分まで受け付け

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