※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

手向山八幡宮 転害会(たむけやまはちまんぐう てがいえ)

概要

毎年10月5日に行われる、手向山八幡宮で最も大きな祭礼。 手向山八幡宮境内で神事を行った後、正倉院の西側にある東大寺転害門(てがいもん)に場所を移し、神輿(みこし)を迎える神事や東大寺の僧侶による法会などが行われる。
これは、奈良時代に八幡神が入京した際、神輿を転害門に下ろしたことに由来し、この門をお旅所としている。 また、転害会に合わせて、東大寺の勧進所八幡殿では、国宝僧形八幡神坐像(そうぎょうはちまんしんざぞう)の特別開扉が行われる。
僧形八幡神坐像は、元は手向山八幡宮にあったもので、明治維新後の廃仏棄釈によって東大寺へ移された。

参考

所在地:
・手向山八幡宮 奈良県奈良市雑司町434
・東大寺転害門 奈良県奈良市手貝町51
開催日時:10月5日 9時00分~(手向山八幡宮)、11時30分~(転害門)

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