※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

谷首古墳(たにくびこふん)

概要

阿部丘陵の南辺に位置する方墳。 7世紀初めごろの築造とみられる。
南北41メートル、東西38メートル、高さ8.2メートルで、花こう岩の巨石で築かれた大型の両袖式の横穴式石室が南に開口している。 石室内より凝灰岩の破片が出土したことにより、かつて家形石棺が存在したとされる。
阿部丘陵の中では最大規模を誇り、中世には墳丘が砦(とりで)として利用された。
現在は、墳丘上に八幡神社が鎮座する。

参考

所在地:奈良県桜井市阿部

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