※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

竹之内環濠集落(たけのうちかんごうしゅうらく)

概要

大和は、室町時代になると戦国期の動乱による影響を強く受けた。
このため、人々は自衛手段として、村の周囲に濠(ほり)を巡らして外敵を防いだという。 そのなかでも最も高所に築かれたのが、竹之内環濠集落である。
一般的に環濠集落は、外敵の侵入の恐れが大きい低地で発達した集落形態で、竹之内町のように標高100メートルの高地に築かれたものは珍しい。
現在、竹之内町では、集落の入り口付近まで残っていた環濠を埋め戻して公園に変えているが、集落の西側で南北に区画する濠の一部が今でも残っている。

参考

所在地:奈良県天理市竹之内町

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