※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

高天彦神社(たかまひこじんじゃ)

概要

奈良県と大阪府の境界にある金剛山の東山麓に広がる台地上に位置し、延喜式では最高の社格とされた名神大社。
祭神は葛城王朝を築いた葛城一族の祖神、高皇産霊神(たかみむすびのかみ)のほか、市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)、菅原道真の3柱で、社殿後方の白雲峯(694メートル)を御神体とする。
金剛山は、古代、葛城山または高天山と呼ばれており、高天彦神社が建つ台地は、太古から神々が住むところと伝わる高天原の実在の地と考えられてきた。古事記によると、高天原は神代に皇祖神・天照大御神(こうそしん・あまてらすおおみかみ)が統治していた所で、ここからニニギノミコトが日向(宮崎県)の高千穂の峰に降臨したとされている。

参考

所在地:奈良県御所市北窪
拝観時間:境内拝観自由

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