※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

高取の猿石(たかとりのさるいし)

概要

高取城跡への登山道の途中に置かれた石像。飛鳥時代(7世紀)の作と推測される。
もともと欽明天皇陵(梅山古墳)付近から別の4体とともに掘り出され、その後、高取城築城の際、石垣に転用するために、現在の場所に運ばれたのではないかと言われているが、定かではない。ユニークな人面石像で、猿ではなく渡来人をかたどったものとされる。
別の4体は、欽明天皇陵(梅山古墳)の西に隣接する吉備姫王墓内にある。
また、奈良文化財研究所飛鳥資料館には、これらの石像のレプリカが展示されている。

参考

所在地:奈良県高市郡高取町

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