※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

當麻蹶速塚(たいまのけはやづか)

概要

相撲の開祖・當麻蹶速の塚と伝承される五輪塔。近鉄南大阪線「当麻寺」駅から、當麻寺へ向かう道の途中にある葛城市相撲館の隣に立つ。
日本書記によると、わが国における相撲の始まりは、第11代垂仁天皇7年7月7日、大和国・当麻邑(たいまむら)の當麻蹶速と、出雲の国の野見宿禰(のみのすくね)に天覧相撲を取らせたのが最初とされる。
このとき、強力自慢の當麻蹶速は、あばら骨をへし折られ敗者となってしまった。しかし、のちに、野見宿禰とともに相撲の神とされ、両者が相撲を取った穴師坐兵主神社(あなしにますひょうずじんじゃ、桜井市)の摂社、相撲神社に一緒に祭られている。

参考

所在地:奈良県葛城市当麻

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