崇神天皇が大和のはやり病を鎮めるため、墨坂の神と逢坂の神を祭ったところ、悪疫は平癒したと日本書紀に記されている。 もとは伊勢街道の西峠付近の天の森に鎮座していたが、宝徳元年(1449)に現在地に遷座。 本殿は春日大社の本殿を移築したもので、朱色が木々の緑に美しく映える。 例祭は11月3日で、古式により渡御行列が執り行われる。
所在地:奈良県宇陀市榛原萩原703 拝観時間:境内拝観自由
墨坂神社 2011年3月6日撮影 宇陀市