※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

砂かけ祭(すなかけまつり)

概要

毎年2月11日の建国記念日に、廣瀬神社で開催される五穀豊穣(ごこくほうじょう)と厄よけを祈願する御田植祭。 砂をかけ合うことから「砂かけ祭」と呼ばれる。
行事は、11時からの「殿上の儀」と、14時からの「庭上の儀」の2部に分かれて行われる。
「殿上の儀」では、神事の後、拝殿を田んぼに見立てて、苗代作り・苗取り・田人(百姓)と牛による田作りを行い、続いて早乙女が早苗に見立てた松の葉を植える所作を行う。
「庭上の儀」では、拝殿前の広場に青竹を4本立て、しめ縄を張って田んぼに見立てる。 行うことは「殿上の儀」とほぼ同様だが、太鼓の合図で田人と牛が出て田植えの所作をする。 その際、田人・牛と参拝者が砂をかけ合い、暴れ方が盛んなほど豊作とされる。 また、砂を雨に見立て、激しくかけ合うほど雨に恵まれ、この砂がかかると厄よけになるといわれている。
最後に早乙女が登場して田植えを行った後、参拝者に縁起物の松苗と田餅がまかれる。

参考

開催場所:奈良県北葛城郡河合町川合99 廣瀬神社
開催日時:毎年2月11日
殿上の儀 11時00分~
庭上の儀 14時00分~

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