※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

素盞雄神社(初瀬)(すさのおじんじゃ/はつせ)

概要

ボタンの名所としても知られる長谷寺の近くに鎮座する神社。 祭神は素盞雄命。
社伝によると、天暦2年(948)神殿太夫武磨(こうどのたゆうたけまろ)が菅原道真の霊を迎えて與喜天満宮(與喜天満神社)創建のとき、與喜山(天神山)は天照大神降臨の山であり、その弟神である素盞雄命の霊を鎮めねばならないとして、この地に社殿を構えたのが始まりとされる。
地元では、疫病よけの神として、本地仏牛頭天王祇園精舎(ほんじぶつごずてんのうぎおんしょうじゃ)の守護神から転訛(てんか)した「ごってらさん」の俗称で人々に親しまれ、あつい信仰を集めてきた。
境内には、県指定天然記念物の「初瀬のイチョウの巨樹」がある。実の成らない雄株で、樹高約40メートル、目通り周囲約7.15メートル、イチョウの巨樹としては県内最大のものである。

参考

所在地:奈良県桜井市初瀬79
拝観時間:境内拝観自由

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