素盞鳴神社（江包）（すさのおじんじゃ／えっつみ）

概要

素盞鳴命（すさのおのみこと）を祭神とする神社。 わらで作られた巨大な男綱と女綱を結合させる「綱掛祭」で知られる。
桜井市江包の素盞鳴神社と、桜井市大西の市杵島神社で、毎年2月11日に行われるこの神事は、「お綱まつり」「お綱かけ」「お綱さんの嫁入り」などと呼ばれ、地元の人に親しまれている。
古くからの田遊び祭りの一種で、五穀豊穣（ごこくほうじょう）と子孫繁栄を祈る神事とされ、奈良県指定無形民俗文化財になっている。
昔、大洪水があり、上流の三輪から二人の神様が流れ着かれ、江包は素盞鳴尊を、大西は稲田姫命をお助けした。二人が正月に結婚式を挙げたことに由来し、かつては旧正月の10日に行われていたという。

参考

所在地：奈良県桜井市江包
拝観時間：境内拝観自由

素盞鳴神社（江包）
2010年11月15日撮影
桜井市