※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

杉山古墳(すぎやまこふん)

概要

全長154メートルの大型前方後円墳。 出土した埴輪(はにわ)などから古墳時代中期中ごろ(5世紀中ごろ)の築造と考えられている。
当初は、くびれ部の一方に造り出しがあり、盾形の周濠(しゅうごう)が巡っていた。
奈良時代に大安寺の境内に取り込まれており、墳丘の一部は削られたが、平城京の造営で壊された古墳が多い中、残されたものの一つである。
前方部から、大安寺の瓦を焼いたとみられる窯跡6基が見つかっている。そのうちの一つは復元されている。
大安寺旧境内の一部として国史跡に指定され、見学できるように整備されている。

参考

所在地:奈良市大安寺4丁目
開園時間:火・木・土・日曜日の9時00分~17時00分

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