※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

松伯美術館(しょうはくびじゅつかん)

概要

日本画家の上村松園(うえむらしょうえん)、息子の松篁(しょうこう)、孫の淳之(あつし)の三代にわたる作品を収集、展示している。
上村松園は明治時代に生まれ、女性の目から見た女性の美を追求し続け、女性として初めて文化勲章を受けた。松篁は写実に基づいた近代的な花鳥画を描いた。
淳之は東洋的な絵画表現を元にした花鳥画を追求し、平城遷都1300年祭の会場の一つとなった平城宮跡の大極殿の天井画を手掛けた。
美術館は、大渕池のほとり、近畿日本鉄道の故佐伯勇名誉会長の旧邸宅敷地に平成6年(1994)に開館した。展示では、収蔵作品展のほか、特別展や企画展、公募展「松伯美術館花鳥画展」も開催している。

参考

所在地:奈良県奈良市登美ケ丘2-1-4
開館時間:10時00分~17時00分(入館は16時まで)
休館日:月曜(祝日のときは次の平日)、年末年始、展示替え期間

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