※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

下池山古墳(しもいけやまこふん)

概要

全長約120メートルの前方後方墳。大和古墳群に属する古墳時代前期前半の古墳で、奈良県の史跡に指定されている。
平成7~8年(1995~1996)にかけて、奈良県立橿原考古学研究所によって行われた調査では、長さ 6.8メートルの竪穴式石室が見つかり、内部からコウヤマキのくりぬき式木棺や鉄製品などが出土した。
古墳に納められた木棺が腐朽せずに残っているのは珍しく、貴重な資料とされている。
石室の北西側には小石室が発見され、大型の内行花文鏡が見つかっている。

参考

所在地:奈良県天理市成願寺町

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