桜井の地名は、若櫻神社の北にある「桜の井」と呼ばれる井戸に始まると言われている。
今から約1600年前、この辺りは履中(りちゅう)天皇の「磐余稚桜宮(いわれのわかざくらのみや)」があった候補地の一つとされ、履中天皇が井戸のほとりに桜を植え、清水をめでたため、「桜の井」と呼ばれた。これが今の桜井の名の起こりとされる。
また、若櫻神社の鳥居を入ってすぐ右には、復元された桜の井があり、「若桜の井戸」と呼ばれている。
所在地:
「桜の井」=奈良県桜井市谷
復元された桜の井「若桜の井戸」=奈良県桜井市谷344 若櫻神社境内