※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

五輪塔覆堂(順慶墓)(ごりんとうおおいどう/じゅんけいぼ)

概要

筒井順慶歴史公園にある筒井順慶の墓所。
天正12年(1584)、36歳の若さで郡山城中にて亡くなった順慶は、円証寺(えんしょうじ、奈良市)に葬られたが、後に改葬し、この地に移された。墓所は「御廟所(ごびょうしょ)」と呼ばれ、もとはかなり広い面積を占めていたとされ、西寺という寺が墓を守っていたと伝わる。
覆堂は桁行1間、梁間1間の宝形造の建物で、堂内には五輪塔が1基あり、「順慶陽舜房法印三十六歳、干時入滅天正十二季甲申八月十一日」の刻銘がある。昭和19年(1944)年9月5日、重要文化財(建造物)に指定された。

参考

所在地:奈良県大和郡山市長安寺町
※覆堂内部の見学は、大和郡山市教育委員会に事前連絡が必要

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