※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

興福寺 北円堂(こうふくじ ほくえんどう)

概要

承元4年 (1210)ごろに再建された八角円堂。興福寺に現存する建物では、三重塔とともに最古である。
藤原不比等の一周忌にあたる養老5年(721)8月に、元明天皇と元正太上天皇が長屋王に命じて建てたのが最初。現在の建物は、奈良時代の創建当初の姿をよく再現しているという。
本尊の弥勒如来坐像(みろくにょらいざぞう/国宝)と、無著(むちゃく)・世親(せしん)の両菩薩立像(いずれも国宝)は、鎌倉時代の仏師・運慶の名作として知られ、毎年、春と秋に特別公開される。

参考

所在地:奈良県奈良市登大路町48
拝観時間:境内拝観自由

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