※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

興福寺 東金堂(こうふくじ とうこんどう)

概要

神亀3年(726)、聖武天皇が叔母・元正太上天皇の病気全快を願って創建した。当初は、床に瑠璃色のタイルが敷かれ、薬師如来の浄瑠璃光の世界を表していたという。
5度の焼失を経ており、現在の建物は、並んで建つ五重塔とともに室町時代のもの。応永22年(1415)に建てられた。寄せ棟造りの屋根などが創建時の姿を伝えている。
本尊の薬師如来坐像(室町時代)、日光・月光両脇侍像(奈良時代前期)はいずれも重要文化財。
ほかに、鎌倉時代の慶派造像の文殊菩薩坐像、維摩居士坐像、十二神将立像はいずれも国宝に指定されている。

参考

所在地:奈良県奈良市登大路町48
拝観時間:9時00分~17時00分

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